車椅子バスケットは、選手全員が車椅子に座ってするバスケットです。
基本的には肢体不自由の人で比較的障害の軽い人がプレーします。
ルールは基本的には健常者のものと同じですが次の点が違います。
1、ダブルドリブルはない。
だから、何回でもドリブルをやり直しができます。
2、ボールをもっているときには車椅子を3回以上こいではいけない。
健常者のトラべリングみたい。
3、跳ばないけれど、ジャンプボールは最初だけ。
最初のヘルドボールはジャンプボールでボールをキープできなかった方のスローイン。
2回目以降は前回の反対のチームのスローイン。
4、コート上で1チーム5人の持ち点の合計が14を越えてはいけない。
選手には障害の度合によって4、5(軽)〜0、5(重)の持ち点がある。
これを越えるとベンチのファールになります。
5、試合中に立ってプレイをしてはいけない。
当たり前ですが、念のため。
健常者のバスケットとの大きな違いは、ジャンプができない分、
ゴール下に敵を入られてしまうとどうしようもありません。
守るチームは、いかに相手をゴール下にいれないようにするか、
攻めるチームは、どうやってゴール下に入ってシュートを打つのかが
車椅子バスケットの醍醐味になります。